こんにちは!すーけんです。
今回はメタゲーム大会「奏沫杯」予選三戦目の記事となります。
大会詳細
ドラフトの様子
一戦目
【奏沫杯】予選① VSラプラスさん【ポケモン剣盾】 - すーけんのブログ2
二戦目
【奏沫杯】予選② VS Mr.アンディさん【ポケモン剣盾】 - すーけんのブログ2
三戦目の相手はラムカさん。メタゲーム大会でたくさん優勝している凄い方です。
まずはお互いのパートナーズを見ていきます。
これギャラドスどうするんだよ!!全員ボコボコにされます。
抗えそうな水ロトムとゴリランダーはラティアスにいなされます。終わり?
終わらないために考察していきましょう。
考察はいつも通り、
相手視点でこちらのパートナーズを見る
→相手視点でこちらのパートナーズをメタった構築を考える
→予想した構築に勝てる構築を組む
という手順で行っています。
相手視点
◎
通りが良い。先に展開すればダイマして全抜き可能。
○
○
ラティアスキレイハナ以外に強め。自由枠のラティアス対策ポケモンとセット。
×
ギャララティの起点。
△
通り良い。ダイマックスで対処。
○
pt予想
◎
全抜きできる。自由枠でメタられそう。
飛び跳ねるウィップたきのぼり電磁波。
シンプル珠、水ロトム対策ソクノの実、S操作対策の白いハーブなど。
△
ガブゴリラ水ロトムの主軸に弱め。
出すなら型破り。ステロ撒きが濃厚。
△
初手捨て台詞→ギャララティ展開が強い。
ガブと対面するのが嫌。
捨て台詞守る炎技+1でクッション+ダイマ枯らし要員。
◎
水ロトムに強すぎる。ギャラと組んで最強。
瞑想冷ビショック再生。弱保やハバンなど。
△
初手に出して展開とれる。ゲンガーヒードラン嫌。
蝶舞バトン地下水+1嫌がらせ技のノーウェポン?
○
ねばねばネットでギャララティの展開補助+糸を吐く欠伸で展開阻害。
ねばねばネット堪える糸を吐くマジシャのイバンとか?
基本選出
初手役++
初手役をクッションにギャララティで有利サイクルを回し、最終的にギャラドスのダイマックスで全て破壊します。初手役に自由枠が来るかもしれません。この選出が強すぎて他の選出考えてられません。
自由枠
ギャララティが強すぎて全くわかりません。
この表の中から誰かが来ます。
強いて言うなら壁貼れてガブに圧かけられるバイバニラ?
とにかくギャララティの並びに勝てるよう構築を組みます。
使用構築
今回も自由枠から紹介。
ギャララティを吹き飛ばすためのダイジェットエースです。
相手はこのポケモンのダイジェットをダイマックスなしで受けることができません。
意地ギャラドスに対面から勝てるよう陽気最速命の珠で採用しました。
相手のある選出パターンを警戒して自由枠を採用した際に他の選出パターンへの対処が難しくなるという現象が度々起こりますが、今回の相手のパートナーズはウォーグルに対して、
ドリュウズ→おそらく襷型で、打点となる岩石封じを押しにくい
ペロリーム→ラムを考慮すると起点になる。S操作の旨みが少ない。
であり、相手のパートナーズでウォーグルに最も厚い選出が元々通りの良いギャララティ選出です。
したがって、このポケモンを採用することで初手役++の対策に100%集中できます。
ギャララティを誘って倒すのが今回の狙いです。
ガブリアス@イバンのみ(さめはだ・ようき)
215(252)-151(4)-115(0)-×(0)-105(0)-169(252)
こらえる/ステルスロック/こわいかお/がんせきふうじ
ぽけっとふぁんくしょん!
構成は、ギャラドスをウォーグル圏内に削るための岩石封じとステルスロックは確定として、残りの二枠には相手のS操作+ギャラドスの展開を警戒し怖い顔と堪えるを採用、イバンの実を持たせることで切り返し性能を高めました。
仮に白いハーブギャラドスに初手ダイマックスされても、岩石封じ→堪える→怖い顔と入ることでダイマックスを枯らすことができます。
このポケモンで相手の展開を阻害し、一方的に起点を作ります。
疲弊した状態でも残しておけば堪えるイバンで仕事ができるため、立ち回りの幅も広がります。
ゴリランダー@じゃくてんほけん(グラスメイカー・いじっぱり)
207(252)-194(252)-110(0)-×(0)-91(4)-105(0)
グラススライダー/ばかぢから/はたきおとす/こらえる
ぽけっとふぁんくしょん!
ウォーグルの撃ち漏らしをスイープしてもらいます。
堪える弱点保険型にすることで、ダイマックス最終ターンのギャラドスやガオガエン、冷凍ビーム持ちのラティアスに対面から勝つことができます。
物理に鬼火、特殊に光の壁で確実に起点を作る型です。
リンドの実込みでA+1陽気ギャラドスの珠ダイソウゲンまで確定で耐えるため、ウォーグルがギャラドスに突破されたとしてもこのポケモンで最終的に詰めることができます。
ソクノ持ちには放電麻痺で勝ちます。
溶けるとマジカルフレイムで相手を詰ませます。
ギャララティに勝てるかもしれないポケモンです。
基本的にガブリアスとウォーグルは選出確定で、残り一枠をゴリランダー、水ロトム、マホイップから選択します。
このポケモンがいないと重くなる自由枠候補が多すぎたため顔だけ出してもらいます。
ギャラドスの起点なので基本出しませんが、自由枠バイバニラの時だけ選出を検討します。
その場合はバイバニラを一度引かせて、ガブリアスのステルスロック+ウォーグルのダイジェットで破壊するのが勝ち筋です。
見せ合い
vs
自由枠は→でした。
アーゴヨンに対面から勝てるポケモンが出す気のないヒードランだけで、先に展開された場合詰む一方で、こちらのウォーグルも先に展開できれば止まらなく見えます。
したがって、起点作り+展開阻害要因のガブリアスとエースのウォーグルは早い段階で選出を決定しました。
残り一枠は、ゴリランダー、水ロトム、マホイップはアーゴヨンの起点でワンパンされてしまい、ヒードランは出す気が全くなかったため非常に迷いましたが、最終的にはゴリランダーに決めました。
水ロトムとマホイップがアーゴヨンに、ヒードランがギャラドスに何もできず上から倒されるのに対し、ゴリランダーはギャラドス、アーゴヨンを弱点保険グラススライダーの圏内に入れるという相手から見えない勝ち筋を作り出すことができます。
選出で、とにかく先に展開したいです。
対戦開始
ラムカさん視点の配信録画です。
ぜひ見てみて下さい!
奏沫杯 すーけん戦事前考察 - ラムカ (@ramu_poke) - TwitCasting
奏沫杯 すーけん戦 - ラムカ (@ramu_poke) - TwitCasting
1 vs
相手の初手はラティアス。
後発だと思っていたので初手から来たのは意外です。
初手ダイマされない限りは何をされても一発耐えるので、怖い顔から入れば良さそうです。
ダイアイスでガブが吹き飛ばされた場合は、ウォーグルに全てを託します。
相手は凍える風。こちらのスケイルショットや岩石封じに対して一番強い動きです。
しかしこちらは怖い顔で相手の素早さを2段階下げ、素早さ関係の逆転に成功しました。
2 vs
上からステルスロックを選択。引きに対しても堪えるイバンにより対応できます。
相手は凍える風でガブリアスを倒しに来ました。
ラティアスが襷を持っていた場合やHB方面に厚かった場合は岩封が正解ですが、裏の襷ポケモンやギャラドスに負荷をかける方を優先しました。
3 vs
このターンはウォーグルを出し、ダイジェットを押します。
耐えられてリフレクターや電磁波をされた場合は厳しいです。頼む、、、
倒せました!でかい!!!
4 vs
相手の死に出しはアーゴヨン。
先程のダイジェットにより上を取れているため、ダイマックスされても突破できそうです。
負けん気によりダイドラグーンによるA下降も無視できます。
最大打点のダイアタックを選択すると、相手はダイマックスせず。
アーゴヨンを突破することができました。
5 vs
威嚇ではなかったため予想通りアタッカーでしょう。
ゴリランダーの圏内に入れれば良いため、最大打点のダイアタックを選択。
相手はダイマックスしてダイウォール。
6 vs
ブレイブバードを押すかギガインパクトを押すかですが、負け筋を考えると、
ブレイブバード→グラススライダー圏外→ゴリランダー堪える→ダイアイスで負け
ギガインパクト外し→ゴリランダー堪える→ダイアイスで負け
です。相手のギャラドスの耐久調整や持ち物がわからない以上、ブレイブバードを押してダイアイスを持っていれば負けという状況を作るよりも、ギガインパクトを押して当てれば勝ち、10%で外してもダイアイスさえなければ弱保グラススライダーで勝ちというルートの方が勝てる可能性が高いです。よって魂のギガインパクトを選択。当ててね!
見事当たり、DMギャラドスを赤ゲージまで削ることができました!
相手はダイジェット。持ち物は命の珠でした。
7 vs
グラススライダーで勝利!!!
後語り
勝てました!!!
今回に関しては考察が上手くハマりました。
今後の対戦もこんな感じで勝ちたいですね。
次回、カノンさん戦に続きます。