【S10 最終23位/2135】襷キラフロル展開【ポケモンSV】

使用構築

終結

画像

TN バイオレット 最終23位 2135

 

構築経緯

今月は電磁波拒否のためにキョジオーンを使いたく、色々試したところ最速襷キラフロル+剣舞悪ウーラオス+ブエナツツミの並びとキョジオーンの組み合わせが非常に強力であったため採用。補完として、悪ウーラオス、テツノツツミどちらかが投げにくい時に代役として崩しとスイープができるスカーフイーユイ、飛行枠兼切り返しのできる駒としてHBに厚い弱保ノマテラカイリューを採用し、最終日を戦った。

レートがいまいち伸びなかったので、朝4:00頃にカイリューの型とキョジオーンのテラスを変更して完成。

有名構築と同じ並びであり、選出画面での圧力がすごい。

 

個体解説

Normal Sprite

キラフロル@気合の襷

特性:どくげしょう テラス:フェアリー

実数値:159(4)-×-110-182(252)-101-151(252+)

技:ヘドロウェーブ/大地の力/マジカルシャイン/ステルスロック

 

S:意地ウーラオスを抜くために最速

 

基本的に初手置きする。

相手の初手を半強制する性能があり、どくげしょうを発動させないハバタクカミ、イーユイ、サーフゴー、又はどくげしょうを発動させるが対面突破or有利展開を取れるディンルー、ランドロスガブリアス、水ウーラオス、襷パオジアンが出される。選出段階から試合展開を考えやすかった。

技は、最大打点のヘドウェとサーフゴー等鋼毒タイプに撃つ大地の力は確定で、ステロ+悪ウーラオスの縛り性能が強力なのでステルスロックガブリアス等意識でマジカルシャイン。今月はステロの通りがかなり良かった。

最速襷での運用により、サーフゴーを上から大地×2で倒せる、ウーラオスの素早さ判定ができる、ガブリアスラオストドツキに奇襲ができる、安定したステロ展開ができるといった強みがあった。相手視点どうしてもチョッキがチラつくため、眼鏡カミがムンフォを押せずキョジ後投げやウーラ死に出しが安定したり、ディンルーにテラス圧をかけながらステロ展開できたりといった、偽装的な強さもあった。

テラスはガブのスケショの一貫切りと悪ラオス対面意識のフェアリー。初手に毒菱撒き+対面突破を果たせばほぼ勝ちという展開はそこそこあり、マジシャの火力増強が偉い場面も多く、思いの外活きた。

 

Normal Sprite

悪ウーラオス@黒い眼鏡

特性:ふかしのこぶし テラス:ゴースト

実数値:175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)

暗黒強打/ドレインパンチ/不意打ち/剣の舞

 

A:特化。暗黒強打がH244B4カイリューに67.6%〜、HBサーフゴーに99.5%〜、不意打ちがH4ハバタクカミに97.0%〜

 

カイリューサーフゴーに強く、汎用的に出せるポケモン

キラフロルがこだわったカミイーユイのシャドボ/悪波で突破されることが多く、そこを起点に剣舞して全抜きする動きが強力だった。

技は暗黒強打剣舞不意打ちまでは確定で、ドレインパンチか身代わりかインファイトが選択だが、対カイリューと対キョジオーンにおけるHP管理を意識してドレインパンチで採用した。身代わりがないことで困るのは対チオンドヒドくらいで、激減していたので問題なかった。

黒い眼鏡は、対カイリューサーフゴー性能を高めてくれた他、不意打ちのリーチが伸びる点に強みがあり、ステロ+剣舞不意打ちでイーユイを縛ったり、ステロ+不意打ちでハバタクカミを縛ったりした(いずれも耐久振りだと耐えられるが、イーユイはウーラオス意識、ハバタクカミはオーガポン意識でSを伸ばす個体が多く耐久に振る余裕がない)

カイリューサーフゴーを縛る役割上、削られて神速で縛られる展開を嫌いゴーストテラスで採用。他、ミラー、ボディプキョジオーン、テツノカイナ、クレベースの処理で活きた。耐性変化テラスタルによって、襷でない弊害を軽減することができた。剣舞ドレインパンチでの回復と併せて、生存能力が非常に高くなった。

 

Normal Sprite

テツノツツミ@ブーストエナジー

特性:クォークチャージ テラス:ゴースト

実数値:131-90-135(4)-176(252)-80-206(252+)

技:ハイドロポンプ/フリーズドライ/アンコール/身代わり

 

毒菱+ブエナツツミが強い。

アンコールは本来50%の運ゲー技だが、毒菱によって交代されても良い状況が作り出せるため最強技になる。2匹目に出して有利対面突破しながら、身代わりアンコールで3匹目に繋ぐ動きが変わらず強力だった。

テラスはゴーストで採用したが、神速に加えてゴリランダーのグラスラとカミのムンフォも半減にできる鋼の方が良かった。格闘技はアンコールして悪ウーラオスのゴテラで起点にできるため。

 

Normal Sprite

キョジオーン@食べ残し

特性:きよめのしお テラス:毒⇄フェアリー

実数値:207(252)-120-152(12)-×-155(244+)-55

技:しおづけ/守る/のろい/自己再生

 

選出画面での圧力高すぎポケモン。相手が隠密持ちであっても負けない展開が見える際に投げる(が、たまに選出ミスしてストレート負けする)

最終日朝まではフェアリーテラスで採用していたが、初手キラフロルが呼ぶハバタクカミに後投げする場面が想定を超えて多かったため最終的には毒テラス。対ジバコイルハッサム、サーフゴー性能が上がったのと、役割対象がより明確になり投げる範囲を絞りやすくなったのが良かった。

見えない隠密、身代わりに怯えたくなかったためのろい型で採用したが、鉄壁ボディプの方が勝てる範囲が広がって良かったかもなとシーズン後に思った。ただ守るのおかげで勝てた試合もあったので分からない。

 

カイリュー@弱点保険

特性:マルチスケイル テラス:はがね

実数値:167(4)-186(252)-115-×-120-145(252+)

技:アイアンヘッド/地震/神速/竜の舞

 

S:1竜舞でパオカミツツミを抜ける最速

 

思い付きで入れたらとても強かったポケモン

最速+竜舞+弱点保険+3wによる全抜き性能が凄まじく、ハバタクカミやキョジオーン、岩オーガポンとの対面で弱点保険を発動させることで、裏まで貫くパワーを手に入れることができた。相手視点で見えない勝ち筋となり、終盤多くの勝利に貢献してくれた。

テツノツツミのアンコールから繋ぐ動き、悪ウーラオスでフェアリーテラスを吐かせてから縛る動きが特に強く、刺さっている試合では積極的に投げてこの展開を狙った。また、キラフロルが呼ぶ初手カミイーユイに合わせて初手出ししても良く、構築の軸と噛み合った強さがあった。

 

Normal Sprite

イーユイ@こだわりスカーフ

特性;わざわいのたま テラス:ほのお

実数値:131(4)-×-100-205(252+)-140-152(252)

技:オーバーヒート/悪の波動/火炎放射/噴煙

 

中耐久サイクル破壊+スイーパー。サーフゴーに後投げできるのがしっかり偉い。

炎テラスのして中低速サイクルを破壊することが多かったため最速眼鏡でも良かったかもしれないが、オーガポン、ハバタクカミ、パオジアンに対する選出しやすさを意識し変更には至らず。ランドロス+ハバタクカミを上から縛れる点でも評価していたが、HDに厚いランドロスの増加が明確にキツかった。キョジオーンを毒テラスに変更してからは、地面の一貫もあって投げる機会はかなり減った。

テツノツツミ+イーユイと並べた時に相手視点だとハピラキでもない限り両方に対処することが難しく、強力。

選出

基本:++(たまにor絡める)

4割くらいはフロルツツミウーラで投げる。勝率も一番高い。

キョジ投げたい:++

初手ハバタクカミを重く見る選出。キョジオーン対策に対してはフロルの襷かのろいで詰ませるかウーラオスで破壊。

初手カミかイーユイ見え見え:++or

カイリューで1.5体持っていって対面的に勝つ。

対受けループ:++

ガッサでキョジを見てる受けにはこれ。相手の選出にヘイラッシャがいなければウーラオスで勝ち、ヘイラッシャがいればステロ+ウーラオスでラッシャのフェアリーテラス強要→ラッシャの前で竜舞→雪雪崩で弱保発動してテラスアイアンヘッドで貫く。

カイリュー、イーユイは通っていたら軸として選出を考える。キョジオーンはハバタクカミが厳しい展開が見えるか、他で勝てなそうな時に投げる。

 

重いポケモン

・チオンドヒド

ほとんどいなかった。

 

終わりに

今月は先月以上に勝てず、最終日昼時点で2ロム1950くらいでそこからも全然レートが上がらず上がっては溶かしてでかなり焦ってましたが、最終日にたくさん対戦してどうにか捲ることができました。毎シーズン中盤にキョジオーン練習しては諦め、練習しては諦めが続いていたので、今月は最終日までキョジオーン使えて、結果も出て良かったです。12月シーズンは絶対潜れないので、そこまでは頑張りたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

↓ツツミを鋼テラス、キョジを鉄壁ボディプにしたver