はじめまして、すーけんと申します。
今回は自身初のレート2000を達成したため、その際に使用した構築を公開したいと思います。
(以下常体)
【構築経緯】
自分は昨期およそ半年ぶりにレートに潜り、カバマンダガルドや激流ゲッコウガにボコボコにされたことで自らの環境への知識不足を実感した。
そのため今期はとりあえず構築記事を読み漁り、知識をつけていくことから始めた。
そうして記事を読んでいるうちに上から制圧していくことで相手に一方的に運ゲーを押し付けられる天候パというものに魅力を感じた。
そこでボックスに育成した記憶のないラグラージがなぜかいたため、そいつを使ってお試し感覚でトノラグを組んでみることにした。
トノラグの記事をいくつか読んでみたところ
+電気+鋼+自由枠
というのがトノラグのテンプレであると感じたため、この枠に当てはめて構築を考えてみた
ということでとりあえず軸であるとミミッキュ枠のは確定。
トノラグは裏メガの枠をにするかにするかで構築の色が大きく変わる印象があるが、とりあえず今回はお試しということであまり深く考えずにたまたま色違いが生まれて使いたかったを裏メガ(鋼枠)として採用した。
ここでメガ枠をにしたことで地面の一貫が気になり、電気枠には浮いているポケモンを選びたくなった。
またゲッコウガ対策や雨選出をしない時の電気の一貫切りもしたいため、スカーフを採用した。
残り1枠には、最初は受けルメタや裏選出の兼ね合いを考えてアクzを採用していた。
しかしなどの格闘タイプやに薄いと感じたため、それらのポケモンを起点に全抜きを狙え、なおかつ音技+挑発による対害悪性能も高いを採用し、構築が完成した。
【使用個体(カッコ内の数値は努力値)】
持ち物:脱出ボタン
努力値:穏やか H252 B220 D36
技構成:熱湯/アンコール/滅びのうた/守る
圧倒的クッションの🐸
毒やこご風を入れていたこともあったが、結局このテンプレの技構成に落ち着いた。
調整は7世代トノのテンプレで、たいていの技は1発耐えて脱出で裏に繋ぐことができる。
のボルチェンから繰り出して脱出雨降臨や、Z技を守るでスカしながら脱出の流れがなかなかに強い。
雨選出でなくてもやを腐らせたり、バトンパを封殺できたりするためピンでの選出もそこそこした。
選出率は1位と僅差の2位
持ち物:メガストーン
努力値:意地っ張り A252 S252 H4
圧倒的筋肉💪
雨下での制圧力が非常に高く、また耐久もかなりあるため強引な繰り出しもできるという点で非常に扱いやすい。
身代わりがいい味を効かせていて、に対して圧倒的有利をとれる他、相手の状態異常技や雨ターン稼ぎの行動に対してアドをとることができ、また単純に安定行動として使うこともできる。
たきのぼりの怯みによる強引な崩しもでき、上から殴ることの強さを感じた。
サイクルパを使っている相手は基本的にサイクルを回して雨を枯らす動きをしてくるため、そういう相手には対面で交換読み地震を打ったり、対面で交換読み冷パンを打ったりすることを選出段階から決めておくことも重要。
ピンでの選出はしなかったため、選出率は3位
持ち物:気合いの襷
努力値:意地っ張りA252 S252 H4
技構成:じゃれつく/シャドクロ/剣舞/かげうち
最強のストッパーであり第7世代の王👑
ここまでで重いなどドラゴンタイプの皆さんを中心とした多くのポケモンのストッパーとなれ、また誤魔化し性能が非常に高い襷asで採用した。
しかし自分はこのポケモンについては今までABやアタッカー、呪い痛み分けなど様々な型を何度か使ってきたが、全く使いこなすことができなかった。ただそれでも圧倒的なストッパー性能の高さは非常に役立つものだったし、場に出すと基本的に相手はとりあえず皮を剥がしにくるためにバックしてからの脱出雨展開が決まりやすいという点で優秀だとは感じた。
間違いなく性能は高いポケモンなので、もっと信頼してあげればレートも伸びたかもしれない。
選出率は4位
霊獣ボルトロス
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:控えめ C252 D4 S252
技構成:10万ボルト/ボルチェン/ヘドウェ/気合玉
本構築のおっさん枠( ˙灬˙ )
臆病だと仮想敵に対する火力が足りないため控えめcsで採用。
どんな選出でも基本的に初手に出して、ボルチェンから展開していく。
相手は積み技やめざ氷を警戒して不用意な交代がしにくいため、などへの奇襲が決まりやすい。
ただ、いざなど電気無効ポケモンを出されてみると有効打がなく一方的にステロを展開されたり交代読みで負担をかけられたりする他、その試合中ずっとそいつらの後投げを許してしまい圧倒的不利展開になってしまうため型を隠すような行動を取ることがこのポケモンを使う上で大切なのだと感じた。
最初の2000チャレにて相手のラス1スカーフに気合玉を当てれば勝ちという場面で外した罪深いポケモン。
選出率は堂々の†1位†
持ち物:メガストーン
努力値:意地っ張り H92 A228 B4 D4 S180
技構成:アイへ/バレパン/思念の頭突き/アムハン
ただの脳筋💪💪
調整はどっかからパクったため多分強い。
技構成は、メインウェポンでありなどへの安定した打点となるアイへは確定として、今回は受け回しを崩すという役割を持たせるため思念アムハン、そしてラスト1枠には相手のを狩ったり、相手をむりやり後続の圏内に押し込んだり、の不意打ちをスカしたりと色々な場面で役立つバレパンを採用した。
ただこの技構成だと重めなカグヤレヒレの並びを崩せないため、雷パンを搭載してサイクルを崩すという役割をより果たしやすくした方が良かったかもしれない。
またこの構築はが重いため冷パンも欲しく、メタグロスというポケモンの技スペの足りなさを肌で感じた。
トノラグ選出が多かったため選出率は低く6位
持ち物:ジャラランガz
努力値:控えめ H20 B4 C252 D4 S228
技構成:スケイルノイズ/気合玉/火炎放射/挑発
生まれる時代を間違えた系600族😭
耐久に少し振ることでゲッコウガに対して突っ張ってzの起点にしていくことができる。
トノラグでキツい妖のいないサイクルパを崩壊させる要員。
技構成はスケイルノイズは確定として、火力不足を感じたため格闘技は気合玉。命中威力共に安定していてなどへの打点となる火炎放射を採用し、ラスト1枠は相手の受けポケモンをしっかり起点にしてサイクルを崩しにいける挑発を採用した。
トノラグの裏に控えさせておいて、やを強引に削ってから通しにいく動きもできる。ただ火力は足りず、弱保に返り討ちにされたこともあったため抜きエースとしてはあまり信用していなかった。
逆に展開の阻害や受けル対策はほぼほぼこのポケモンに一任していた。
通るptにはこのポケモン1匹でほとんど壊滅まで追い込めるため、選出率は5位だが出した試合はほとんど活躍してくれた。
【選出パターン】
1番スタンダードな形で、この選出が最も多かった。ボルトロスのボルチェンから脱出トノを展開して、ラグラージで2体ほど倒してボルトロスで〆るというのが理想の動き。実際この選出ができた時は勝率も高い
相手にレヒレなどがいなかったり、初手ボルトロスが起点にされそうだったりするときのトノラグはだいたいこの選出。初手で相手はミミッキュの皮を剥がしにくるため、ほぼ確実に脱出トノ展開をきめられた。
@1
受け回しに対してはこの選出をして、最終的にジャラランガを通すことを目指す。メタグロスとジャラランガの範囲の相性が抜群に良いため、カグヤレヒレ以外のサイクルパはこの選出で崩せる。相手はメタグロスを見て妖を丁寧に扱ってくるため、メタグロスVS妖の対面から交換読みで崩しにいく。
相手にジャラランガが通ってる時のトノラグ
カバゲッコを中心とした構築にかなり通る
初手メタグロスってことはトノラグはないなꉂꉂ😆
⬇️
トノラグ!?😨😫😱
っていうのを狙う。勝率は0/2
【重いポケモン】
リザードンY読みをして初手にを投げてボルチェンをすると剣舞ニトチャをされて詰む。かと言ってYっぽい構築に対してと出す勇気はないため、リザードン検定を外したときはもうどうしようもないと割りきっている。ただ、今期はリザードンのXY比が体感3:7くらいでかなりYに偏っていたこともありなんとかなった
トノラグ選出をすると、雨を利用して殴られるかなどと半分回復実を活かしてクルクル回されるかで辛い。なので軸で出したいが相手のやが重くなりがちなので辛い。よって辛い
基本的にはの交換際地震→たきのぼり→地震の流れで落としにいくが、と組んでいる場合が多いためめんどくさい
に氷打点がないため、で止めるしかない。上記2体ほど重くはないが、+物理受けのサイクルを崩すのがかなり苦しい。この問題はにめざ氷を搭載することで解決できる。しかし自分はウルトラワープライドをすると酔ってしまうため、控えめめざ氷を調達することができなかった。めざ氷なら勝てていた試合もそこそこにあったため、s10までには頑張って調達してこようと思う
・にほんばれソラビバシャーモ
ニョロトノ交代読みにほんばれをされた時は感動した
・襷がむしゃらマンムー
怯ませる
【まとめ】
今期は環境にトノラグの通りやすいptが多く、相手を上から一方的に削っていけるのは使っていて非常に楽しかった。
しかしこのptはレヒレ+鋼のサイクルパに対しての勝率がかなり低いという欠陥があり、そこは来期以降への課題である。
今期はレート2000のってからチキってたりモチベーション下がったりでこのptではあまり潜れなかったため、来期以降はさらに上を目指して頑張りたい。
最高2003 最終19XX (シーズン中に解散)
【追記】
5/7 調整の意図について
5/14 最終レート