こんにちは!すーけんです。
3月末からおよそ3ヶ月間にわたり開催された、ラプラスさん主催のメタゲーム大会「奏沫杯」に参加してました。
ざっくりとしたルールは
・参加者24人がドラフトにより6パートナーズを組む。
・各対戦では自由枠として誰にもドラフトされていないポケモン1匹をパートナーズのポケモンと入れ替えて使用できる。
・準伝説はパートナーズに2匹まで、自由枠での使用はパーティ内の準伝説が2匹以下になるようにすれば可能。
・ただし制限準伝説( )はパートナーズに1匹まで、自由枠での使用禁止。
こんな感じです。詳しくはこちらを参照してください。
本記事ではドラフトの経緯を紹介します。
まずは過去のドラフトの経験から、どのポケモンが何巡目に指名されるのかをざっくりと予測しプランを立てました。
本大会は制限準伝説が採用しにくいルールとなっているためその点も考慮し、特に準伝説の獲得プランは時間をかけて考えました。
プランA
→ →→→→
理想形です。
誰からでも展開でき誰でもエースになれます。
実際はカグヤは2巡目、ピクシーは4,5巡目に取られると思います。
プランB
→→→→水→地
もう一つの理想形です。
一巡目の結果次第でどちらにするかを考えますが、こちらの方がより現実的なプランです。
欠点としては地面枠のパワーが落ちることとそれに伴いステロ展開の難易度が上がることです。
プランC
→→→→→水or炎
一巡目でバシャを奪われた場合のプランです。
基本的にはプランAを一巡くり上げて確実な獲得を狙います。
ガブリアス・バシャーモ・テッカグヤのうち最低2匹を取る事ができれば理想に近い形のパートナーズが組めそうです。
一巡目
プラン通りバシャーモを指名しました。7世代の頃とは違ってエースバーンがいるので被ることはないでしょう。
被ってじゃんけんとなり、グーを出して負けました!
そして二巡目での指名を検討していたテッカグヤと化身ボルトロスが消えています。どうして...
過去に参加したドラフト大会は基本的に参加者16人で7世代=ほぼ全てのポケモンからドラフト。
これに対して今大会は参加者24人で8世代=ポケモン数およそ2/3。
すなわち体感2倍ほどの速さでポケモンが消えていくということに一巡目を終えてようやく気づきました。怖すぎる。
とりあえず再指名ではプランCに則りガブリアスを指名しました。テッカグヤいないけど。
二巡目
プランを練り直そうと思いましたが、バシャーモガブリアステッカグヤのうち2体は取れる想定だったためショックで考えがまとまりませんでした。
結局はガブから展開するエースを採用しようと考え、ゴリランダーかカミツルギで迷いましたが、後のドラフトの自由度を上げるために準伝のカミツルギではなくゴリランダーを指名、獲得に成功しました。
三巡目
ゴリランダーを取った後に、
+or @2という構想が脳内で完成しました。
ヒードランもウツロイドも制限準伝説としてはスペックが低いので、5,6巡目で指名すれば良さそうです。
水枠の取られ方から水ロトムは三巡目でないと取れないと判断し、水ロトムを指名しました。
競合しましたが、一巡目の反省を活かし初手にチョキを出すことで甘えた初手パーを咎め獲得に成功しました。
その裏で8番がさらっとウツロイドを持っていきました。
四巡目
〜ここから長いので読み飛ばし推奨〜
残りは@2の組み合わせを練りつつヒードランをどこで指名するか考えます。
相性補完や役割を考えるとこの枠はヒードランorウツロイド以外にありえないと当時の自分は考えており、ウツロイドが早々に消えた以上ヒードランも誰かに取られるのではないかという恐怖に怯えていました。
この時点でヒードランを指名する可能性があるのはタイプ被りを考慮すると9,13,16,22番で、特に9,16番はステロ展開が現状できないことからヒードランの獲得を画策している可能性が高いと考えました。
そしてその場合、私がヒードランを取ろうとしていることは彼らに読まれていると考えるのが妥当です。
ただ、ヒードランは型こそ豊富ですが多くのポケモンに上からメジャー技で弱点を突かれやすいというメタゲームにおいて弱すぎる特徴を持っており、さらには制限準伝説です。
とは言え、9,16番がヒードランを指名するとしたら六巡目で私と競合することを避けるために五巡目だと思われます(六巡目での競合はパートナーズのバランス崩壊につながるため避けたい)。
したがって、遅くとも五巡目にはヒードランを指名したいです。
〜ここまで読み飛ばし推奨〜
迷いに迷った結果、四巡目にヒードランを指名しました。
五巡目に競合するデメリットが大きすぎると判断したことと、ヒードランのことを考えすぎて@2が思いつかなかったことが理由です。この日はシーズン28最終日の1日前でしたが、構築に急遽ヒードランを採用するくらいにはヒードランで頭がいっぱいでした。
結果は競合なしで獲得成功。ちなみに9番はウインディを指名、16番はテラキオンを指名していました。あれ...?
五巡目
現状私のパートナーズには、ダイジェットエース、相手のエースへの切り返しの手段、詰ませの手段、フェアリー枠といった要素が不足しており、これらを補える@2を探した結果、見つかりませんでした。よってこれらを網羅することは諦め、ダイジェットエースはゴリランダーもしくは自由枠に頼ることにしました。そして五巡目には、相手のエースに対しトリルやこご風による切り返しができメタゲーム適性の高いポケモンとしてゲンガーを指名しました。襷を持たせたいポケモンですがステロ展開にはこれまでの指名で圧をかけているためパートナーズとの相性もいいです。
競合なしで獲得成功しました。
六巡目
詰ませの手段を持てるフェアリー枠としてマホイップを指名、獲得に成功しました。
出来上がったパートナーズがこちらになります
総評としては
・バランスは良いパートナーズ
・自由枠に何を使いどんな役割を与えるか次第
・メタゲームのヒードラン弱そう
・メガシンカしないゲンガー使ったことなくて不安
・マホイップ使ったことなくて不安
といったところです。
上3体と下3体の信頼度の差が大きすぎるのですが、果たして正常なメタを張れるのでしょうか?
そして予選の対戦相手も決まりました。
ラプラスさんのヌメルランドやラムカさんのギャララティが無理ですが、見なかったことにしましょう。
それでは次回、ラプラスさん戦の記事でお会いしましょう!さようならーーー